「伊勢神宮参拝きっぷ」は本当にお得？使い方と利用してみた率直な感想

できるだけお得に旅をしたい！
お得大好きOLが伊勢志摩へ旅行した際に利用した
「伊勢神宮参拝きっぷ」について
利用した感想を綴ってみる。

「伊勢神宮参拝きっぷ」とは

公式HPを検索すると、このように説明されている。

近鉄電車発駅からフリー区間(松阪～賢島間)までの往復乗車券とフリー区間の乗車券
※関西発･東海発それぞれのエリア内であれば、ゆきの発駅とかえりの着駅が異なる場合もご利用いただけます。
近鉄電車「ゆき」(発駅→松阪～賢島間)と「かえり」(賢島～松阪間→着駅)の特急券引換券
近鉄電車フリー区間(松阪～賢島間)用特急券引換券２枚
三重交通バス伊勢･二見･朝熊エリア指定区間3日間乗り放題
伊勢神宮内宮⇔伊勢志摩近鉄リゾート各ホテルを結ぶ「パールシャトル」の片道1回乗車券(事前予約制)
オリックスレンタカー約30％特別割引
（公式HPより引用）

・・・え？意味わかります？

土地勘がある人にはわかるかもしれないけど、
正直、私はわからなくて、
実際に使ってみても、よくわからなくて、
他の方のブログを見て、ようやく理解できた！

今この記事を書きながら、
スッキリした気持ちになってる（笑）

詳しくは、私が実際に使った方法を元に説明するので、
ぜひ最後まで読んでください！

「伊勢神宮参拝きっぷ」の価格

東海発と近畿発で価格は異なる。

私は、東海発のチケットをインターネットで購入したので、
ひとり6,100円。

３人分購入して、郵送料が520円追加で必要だったので、
6,100円✖️３＋520円＝18,820円

ちなみに近畿発は、ひとり6,800円。
子供はいずれの場合も、半額。

実際に私が「伊勢神宮参拝きっぷ」を利用して移動した経路

移動手段	区間	通常料金
近鉄特急ビスタカー	近鉄名古屋駅　→ 伊勢市駅	2,810円
CANバス	夫婦岩東口前　→ 外宮前	470円
CANバス	伊勢市駅前　→ 内宮前	440円
パールシャトル	伊勢神宮内宮　→ 賢島駅	1,000円
観光特急しまかぜ	賢島駅　→ 近鉄名古屋駅	4,700円

通常料金の総額は9,420円。
しまかぜの4,700円は特別料金1,050円も含まれているので、
その分を差し引くと、8,370円。

伊勢神宮参拝きっぷが6,100円だったので、
2,270円お得。

近鉄特急ビスタカー

近鉄特急は調べると面白い列車がいくつかある。
ビスタカーはそのひとつ。

列車が２階建てになっていて、階下にサロン風小客室がある。

この席は、追加料金は不要だけど、
３人からしか利用はできない。
５人まで着席できる。

３人旅におすすめの座席！

ビスタカーのサロン風小客室に乗るために

特急券が必要で、
特にこのサロン風小客室は人気が高く、
予約時点で秒で席が埋まるので、
事前に座席は予約は必須。

乗ってみたい人は、
近畿日本鉄道の会員になって、
乗車予定２週間前の10時半から予約ができるので、
ログインした状態で要待機。

私は「伊勢神宮参拝きっぷ」を購入していたので、
「仮予約」をした。
しかし・・・
なんと駅で引き換えが必要。
しかも予約した日から８日以内＆乗車前日までに！
近畿在住の人しか無理なルール。。。

たまたま一緒に旅行する友人のひとりが
仕事で近畿方面に出張する機会があったので、
事前に変えてもらうことができたけど、
「伊勢神宮参拝きっぷ」と近鉄特急の予約を組み合わせるのは、
残念ながら相性が悪い・・・

CANばす

CANばすには、２度お世話になった。
１度目は、二見輿玉神社から外宮へ移動する時。
２度目は、伊勢市駅から内宮へ移動する時。

利用する際の注意点

◆事前に時刻表で時間を調べておくべし。
都内の交通量に慣れていると、
圧倒的に少ない。

特に、二見輿玉神社からは１時間に１本くらいしかないので、
乗り遅れたら大変・・・

伊勢市駅から内宮へは、10分に１本くらいはありそうだった。

◆思ったよりも乗車時間が長い
思っているよりもバスに乗っている時間は長いので、
少しでも早く目的地につきたい場合は、電車の方がいいのかなぁ？
ただ、電車の場合は、
二見輿玉神社も内宮も
最寄駅からの道のりはそれなりに距離があるので、
個人的には座って休んでいけるバスが良いと思った。

パールシャトル

志摩の方へ行く予定がある人におすすめの「パールシャトル」。
6つのホテルと賢島駅に停まってくれるバス。

私たちは内宮から賢島駅で下車。

こちらも事前予約が必要なので、
忘れずに予約しておこう。

観光特急しまかぜ

伊勢に行くなら乗ってみたいと思っていた電車「しまかぜ」
２つしかない個室を狙ってみたけど、
残念ながらクリック戦争に負けた。
でも、プレミアムシートも十分に楽しめる。

しまかぜについて、
詳しくは別記事で紹介してます。

観光特急しまかぜを利用して伊勢志摩旅行で快適に移動しよう

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「伊勢神宮参拝きっぷ」を利用してみて思ったこと

実際に利用してみて思ったいい点と悪い点。

「伊勢神宮参拝きっぷ」の利点

・お得

私は特急券２枚を使うことはなかったけど、
前述どおり、2,270円お得だった。

あと、フリー区間で鉄道も利用できたけど、
バスで移動したので、使わなかった。
ちなみに、フリー区間での鉄道移動は、
帰りの普通乗車チケットを使って利用できるらしい。

こ・れ・が、わかりにくい！！！

なぜなら、行きの普通チケットは回収されてしまうの！
え？じゃあフリー区間は何で乗るのよ？って迷子になる。
もともと乗る予定がなかったので、よかったけど、
とにかくわからないことはさっさと駅員さんに聞くのが早い。

実際、私たちも
近鉄特急乗る時は、
乗車前に窓口で、チケットを見せながら
「どうすればいい？」
って、毎回駅員さんに確認しながら乗った。

乗り換え時間も、写真とか撮っていると
意外とあっという間なので、
余裕を持った行動をお勧めする。

「伊勢神宮参拝きっぷ」の難点

正直、難点多めです（笑）

・わかりにくい

いやーーー、わかりにくい（笑）
わかったとて、わかりにくいなーって思う。

・チケットは紙なので、郵送費がかかる

インターネットで購入できるのに、
チケットは電子ではなく、郵送されてくる。
近畿地区に住んでいる方は、直接取りに行けると思うけど、
そうじゃない場合は、郵送料を払って送っていただくことになる。
郵送費は520円。

【2022年7月22日：追記】
近畿日本ツーリスト･JTB･日本旅行各グループの主要支店･営業所でも購入できるようです！
その場合、送料は不要なのですが、
旅行会社によっては、
発売の際に旅行会社所定の「旅行業務取扱料金」を収受する場合があるようです。
席も予約してもらえるみたいなので、
近畿地区以外にお住まいの方にとっては
一番お得かつスムーズに購入できる方法だと思います。
コメントで教えていただきました！
ありがとうございます。

・特急券は引き換えなければならない

わざわざ紙のチケットが送られてくるのに、
特急券は引き換えが必要！

でも、近鉄日本鉄道で予約しても
チケットは前日までに引き換えなければならない。

え？どうしろと・・・

運よく関西に出張した友人が事前に特急券を引き換えてくれていたので、
スムーズに乗車できたけど、
当日窓口で引き換えなければならないと思うと、
乗りたい列車が決まっていたら、
行きの新幹線は少し余裕を持った時間に乗るのが良いかも。

・当日販売がない

お得なチケットだからしょうがないのかもしれないけど、
当日販売があれば、事前に郵送してもらわなくてもいいのに〜と思った。

・本当にお得？

私たちの場合は、
志摩の方へ行く予定があったので、
確実に「伊勢神宮参拝きっぷ」を購入した方がお得。
だから、事前に購入したけど、
移動状況によっては、お得かどうか見極めが必要。

「伊勢神宮参拝きっぷ」はおすすめ？

ガイドブックにおすすめ！と記載があったので、
間違いないだろうと思って購入したけど、
実際に使ってみると
おすすめの人とそうじゃない人がいるなと思った。

個人的には利用できてよかった

近畿方面に出張した友人がいたので、
乗りたい列車の座席を確保して、
事前にチケットを引き換えることができたし、
実際2,270円もお得だったので、
結果的には「伊勢神宮参拝きっぷ」を買ってよかったと思った！
でも、私のように近畿地区以外に住んでいる場合、
お得が大好きな私でも
正直、ちょっとお得くらいなら、
チケットそのものがややこしいので、
利用はおすすめしないかも。

私はわからなずぎて、
２度ほど近鉄の窓口に電話で確認してしまった！

今となっては、だいぶ理解できたので、
人に聞かれたら、おすすめか否か
私なりの判断はできるようになったけど・・・
その能力いつ使うんだ？という感じ。

リアルな友人からのご相談ならいつでも受け付けます。