美術館へ行くというひとり遊びが楽しくてしょうがない今日このごろ
今回はデトロイト美術館展へ
デトロイト美術館に飾られている作品のうち、
計52点が上野の森美術館で展示されている。
しかも月曜と火曜は撮影可な為、これは撮影可の日に行かねば!と思い、
有休を使って観にいくことに。
4章に分けて展示されており、非常にみやすく、
平日のせいか混んでいなかったので、満足度が非常に高かった。
私のおすすめをご紹介。
「デトロイト美術館展」第1章:印象派
モネ、ルノワール、ドガなど第1章から見所満載!
エドガー・ドガ《楽屋の踊り子たち》
ドガと言えば、踊り子。
一番左に写ってる女の子は楽器に足をのせてる。
出番前に慌てて準備をしていたのかな?
クロード・モネ《グラジオラス》
本当に鮮やかできれいで、
今、家にポストカードを飾っているほどお気に入りの作品。
日傘を差した青いドレスの女性は、モネの妻カミーユ。
「デトロイト美術館展」第2章:ポスト印象派
オルセー美術館でゴッホの作品を見て、絵画にハマってきたと感じるので、
個人的に大好きな時代。
ポール・セザンヌ《三つの髑髏》
この絵画の意味することなんてぜんぜんわからないけど、
同じモティーフの反復、それが髑髏というのがなんとも心に残った。
オディロン・ルドン《心に浮かぶ蝶》
こんなに鮮やかな色使いなのに、どこか陰を感じてしまった作品。
蝶はキリスト教的な価値観では生命、死、復活を象徴し、
20世紀の初めには象徴的に魂を暗示するもの、時として死後肉体を離れる魂を擬人化したものをも見なされたそう。
フィンセット・ファン・ゴッホ《自画像》
今回のデトロイト美術館展の顔となる作品。
展示会の中でも一番人気の高かった作品だと思う。
こんな風にたくさんの人が撮影している。
フィンセット・ファン・ゴッホ《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》
わたしは上の自画像より感銘を受けた。
晩年に書かれており、木の葉のタッチは、すごく力強い。
日本初公開の作品。
「デトロイト美術館展」第3章:20世紀のドイツ絵画
ドイツ絵画は正直無知で、、、
ナチスによって、芸術にまで大きな影響があったようだし、
改めて今後知っていこうと思う。
エミール・ノルデ《ヒマワリ》
画家を志す動機となったゴッホの《ヒマワリ》へのオマージュだそう。
枯れているところを描かれているのがなんともいえない気持ちになった。
オスカー・ココシュカ《エルサレムの眺め》
残念ながらこの作品はSNS禁止。
「エルサレム」を取り上げているだけで興味深い作品。
日本初公開作品なので、ぜひ観て欲しい。
「デトロイト美術館展」第4章:20世紀のフランス絵画
「色彩の魔術師」マティスや「天才」ピカソ
アンリ・マティス《コーヒータイム》
なんだか見て面白い作品。
フランス画家のマティスがオリエンタルな人物を書いていることに対する違和感から生まれる面白さかな?
ちゃぶ台にコーヒーセットというアンマッチな感じもいい。
シャイム・スーティン《赤いグラジオラス》
赤い作品に惹きつけられがちだけど・・・
この作品はゴッホの大好きな作品「ローヌ川の星月夜」と絵のタッチが似ている気がした。
パブロ・ピカソ《アルルカンの頭部》
ピカソの作品はほぼSNS禁止だった。
でも、この作品はぜひ観て欲しい!!と思っていたら、
この動画にばっちり映ってた。
3:30あたり。
この作品、生で観ると、うわーーーって気持ちになる。
なんだろう。心を打たれた作品。
ピカソといえば、ゲルニカのイメージが強く、
いわゆるシュルレアリズムの作品ばかり描く人だと誤解していたので、
なおさら、今回の作品に驚いてしまった。(無知って怖いwww)
ちなみに・・・Wikipediaによるとピカソって身長163cmらしい。低い!!(どうでもいい?w)
「デトロイト美術館展」へ行った感想
展示されていたのは52作品だけど、
そのくらいのほうがじっくりゆっくり観れて楽しい。
音声ガイド
音声ガイドはマスト!
周りで話している声を遮断することもできるし、
プラス550円かかるけど、おすすめ。
鈴木京香さんの語りはゆっくりで聴きやすかった。
グッズコーナー
買いたいポストカードが多くて悩んで悩んで5枚に絞った!
2017/1/21(土)までなので、ぜひ足を運んでみてほしい!!
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