2018年5月30日からスタートした「ルーブル美術館展」
当日券だと1,600円なんだけど、
事前前売りで1,000円だったので、思わずポチっとして、
すっかり買って満足してた!
9月3日までだったので、慌てて激混みが予想されるお盆休み期間中に来館。
待ち時間はなかったけど、館内激混みだった・・・
「ルーブル美術館展」でぜひ利用してほしいもの
美術館廻りをより充実したものにしてくれるものたち。
音声ガイド
これは、「ルーブル美術館展」に限ったことではなく、
どうせ見るなら絶対に音声ガイドを借りたほうがいい。
作品への理解度が深まることはもちろん、
周りのガヤガヤした音もかき消される。
550円以上の価値はあると思う。
今回の音声ナビゲーターは高橋一生さん。
低音ボイスでいいよ!
ジュニアガイド
通常、展示作品はナンバリングされ、
白黒印刷のペラ紙が用意されている。
でも、今回はこれだけじゃなく、
夏休み期間中だから子供もたくさん訪れると予想してか、ジュニアガイドというものが用意されていた!
『ジュニア』と書かれているので、大人用じゃないなって思い取ってない人が多かったんだけど、
これ、もらったほうがいいよ。
心に残った作品
館内は撮影禁止なので、心と記憶に刻まなきゃいけない。
音声ガイドを借りることのデメリットでもあるかもしれないんだけど、
正直音声ガイドのある作品のほうが印象にも残りやすい。
21.ブルボン公爵夫人、次いでブーローニュおよびオーヴェルニュ伯爵夫人ジャンヌ・ブルボン=ヴァンドーム(1465-1511)
死者の姿って綺麗に見せるのが当たり前だと思ってたけど、
この彫刻は、ペスト流行時に亡くなった夫人の虫?に食われた様子が生々しく
また顔も骸骨のようで、本来の死者の姿をそのまま表現したもの。
実は彫刻ってあまり興味がないんだけど、
この作品は、グッときた。
23.マラーの死
ジャック=ルイ・ダヴィッドが描いたフランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーの死。
お風呂の中で殺される。
フランス革命時代を描いた作品が好き。
40.聖別式の正装のルイ14世(1638-1715)
ルイ14世の煌びやかに描かれた絵画が好き。
イアサント・リゴーの描く衣装に見惚れる。
47.ナポレオン1世のデスマスク
孤島セントヘレナ島に幽閉され、1821年5月5日に病死したナポレオン。
デスマスク、率直にイケメンなんですけど!
写真でみるより、実物のほうがいいってやつ。
セントヘレナ島、どこにあるんだろう~と調べてみた。
・・・訪れる機会はなさそう。
60.神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の肖像が描かれた嗅ぎタバコ入れ
キラキラで小物入れとして使いたいほど。
グッズでこのレプリカがあったら買ってしまってたんじゃないかな?と思う。
この作品とは別のものだけど、
「嗅ぎタバコ入れ」に惹かれた気持ちを忘れないようにポストカードを買った。
ちなみに、ポストカードの値段は1枚162円(税込)
70.アングレーム公妃マリー=テレーズ=シャルロット・ド・フランス(1778-1851)
マリーアントワネットの娘。
ブルボン王朝の直系。
ルイ14世が肖像画と雰囲気が似てる。
90.パンジーの婦人
パンジーには、「思慕」「恋心」という意味があるらしい。
「見えなくても私は憶えている」と書かれていて、
うん、羨ましいと思った。
95.エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像
王妃マリー=アントワネットの肖像画家エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランが手がけた作品。
桃肌のようなタッチが好き。
わたしもヴィジェ・ル・ブランに描いてもらったら美人になりそうだ。
撮影スポット
会場を出た左手に撮影スポットがある。
真ん中が空洞になっているので、
ルーブルの顔の一員になれるやつ。
開催場所・期間
国立新美術館の企画展示室1Eで開催中。
2018年9月3日(月)までで、
10時~18時。
金・土は21時まで開催。
今回、わたしは周るのに2時間半かかったので、
ちゃんと観たい人は、閉館時間3時間前には訪れるべき。
いつか、フランスのルーブル美術館でもう一度観たい。
近い将来に叶えたい!
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